皆さん、こんばんは。
管理栄養士の石川元洋(motohiro_Food)です。
前回記事で、自分の血圧が高いと判明したことが、ショックだったと書きました。
血圧が高い=食塩の取りすぎ
一般的に、こんな方程式があります。
じゃあ、食塩は1日にどれくらい必要なんでしょうか??
今日は、こちらについてです。
1日に必要なのは、たったの1,5g
画像引用:日本人の食事摂取基準2020
食塩の1日平均の必要量は1,5g程(赤枠のところ)
おおよその目安として、味噌汁1杯で1g、ラーメンだと1杯6gほど。
なので、味噌汁2杯ほど飲めば、1日の必要量は補えることになる。
非常に簡単すぎてびびりません??( ̄◇ ̄;)
実際、この1,5g未満を達成する人は、まずいない。
そこで、大切になるのが青枠の目標量。
病気の予防なので、『この数値未満にしよう』ってことなんですが‥
実際、1日の食塩平均摂取量は、
画像引用:e-ヘルスネット
2018年で、男性平均11,0g、女性平均9,3g。
目標量より高めですが、近年では食塩の摂取は減少してきているようです。
15歳以上では、男性の目標量7.5g未満・女性は6.5g未満。
日本高血圧学会では、6g未満。
WHO(世界保健機関)では、さらに低い5g未満を目標量としています。
なんでこんなに食塩摂取を控えるよう呼び掛けているのでしょうか??
それは、高血圧になる可能性が上がるから。
画像引用:佐々木敏の栄養データはこう読む!
35歳から、1日に食塩を14gもしくは7gとった人の違いです。
食塩を1日に7gとった人が65歳になった時の血圧に、14gの人は50歳で同じ血圧に到着しています。
スタートは同じなのに、摂取する食塩量でこんなにも変わってしまいます。
想像してみて下さい。
自分の血圧が、50歳のときと65歳で同じ血圧ならどちらがいいかを……。
血圧が高ければ、その分、血圧に関連する病気にかかりやすくなってしまいます。
自分は、35歳の現時点で、140mmHg近くあるので、リアルに「節塩」しないとヤバいと震えております。
皆さんも、「食塩」の取り方には、注意しましょうね。
次回は、「なんで血圧に注意が必要なのか??」について書きますね。
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