献立は難しい。

管理栄養士として働いて、献立をたてている。

自分は献立をたてたくて栄養士になったのか??と言うと分からない。

でも新卒の頃は、委託会社に入り、栄養士だけどほとんど調理業務。

偉い栄養士さん達は、涼しい事務所でパソコンに向き合っている。

あれから15年たった。

自分は涼しい事務所で献立をたてている。

もちろんその他の業務もしているが‥。

楽しいかと言うと、全然楽しくない。

むしろ申し訳なく思えてきている。

今の会社に勤めて10年になる。

その間、献立をたてているのは自分1人。

病院など、患者さんの入れ替わりが多い所は、ある程度献立が決まっていてもいいと思う。

1ヶ月回せるくらいあれば十分かと。

 

でも療養型などでは、「そこ」が住まいなので、入所している内は、基本的に施設の食事を食べる。

考えて見れば、自分の考えた献立を1日3食、それを10年近く食べている人達がいる。

これって、かなり責任重大だと最近感じている。

自分達は、これから美味しいのも食べれるが、この人達はあとどれ位食べれるのか??

その食事が自分の食事でいいのだろうか‥‥。

最近、この悩みが大きい。

 

実際の所、献立は難しい‥。

献立だけの業務に張り付いていれば、リスクは減らせる。

何回も見直せば、ミスも減る。

でも、実際そんなに献立に時間を使える時間もないんじゃないかな??

レパートリー・味付け・幅広い食材を使う・和洋中のバランス・飽きを感じさせない献立‥‥。

正直難しい。

当たり前だけど、周りの人達は、栄養士である以上、献立が得意で当たり前だと思っている。

でも、献立が苦手だったり、苦しんでいる栄養士も沢山いるはず。

お医者さんだって、外科・内科・神経科とか専門分野は分かれる。

そう考えると、自分は献立は向いていない‥。

これが10年もやっておきながらわかったこと。

いや、わかっていたこと。

これからは、得意な人に任せて自分は違う分野に行かないといけない‥‥。

食べる人を満足させてあげる栄養士なんて、存在しているのかな。

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ABOUTこの記事をかいた人

石川 元洋

女性が8~9割を占める中、少ない男性の管理栄養士。 現在は、老人ホームの管理栄養士として働いています。 沖縄出身・沖縄在住の35歳。 現在は男子4人(6歳・5歳・4歳)と3か月の 育児に日々奮闘中。