栄養士は資格の1つでしかない…。あまり「肩書き」にこだわらない方がいいかな。

皆さん、こんにちは。

管理栄養士の石川元洋(motohiro_Food)です。

最近、「管理栄養士の仕事って何だろう??」ってよく考えている。

僕自身は、「管理栄養士」っという資格には全くこだわりはない。

ただ、食事や健康について興味があるだけなので、今の仕事をしているだけです。

今日は、僕が管理栄養士をしていて、感じたこと・思ったことを伝えさせて下さい。

完全な僕の考えですが、ぜひ読んで欲しいと思います。

僕の仕事は「栄養ボランティア」

僕は、老人ホームで働いています。

当たり前ですが、高齢の方々なので、食事が徐々に食べれなくなります。

 

でも食べれないと、死んじゃいます。

栄養は大事なんですが、まず第一に「食べてもらう事」

お年寄りは、昨日まで元気でも、明日には分からない。

 

また、病院は「治療食」がメインなので、カロリー制限・塩分制限をして提供すれば、それでOK。

ですが、老人ホームはそうはいかない。

こちらが家で生活しているので、カロリー制限して提供しても、食べてもらわないと全く意味がない。

現に、食事を食べないお年寄りには、食事として小さいお菓子・コーラなどを提供している方もいる。

こんな食事を提供していて、たまに「自分は管理栄養士なのか??」っと思うことがある。

 

働く場所で、栄養士の働き方は変わりますが、ここでは僕は完全に「栄養ボランティア」。

 

制限するのが、栄養士の仕事かもしれませんが、その人が食べたい「何か」を提供できるのも栄養士の仕事。

ご高齢の方に、食べたくない食事を無理に提供するより、その人が食べたいものを提供し「喜んで食べてもらった方が100倍いい」

こういう考えに変化しています。

食べれることはホントいい事

数年前から、介護報酬が変わりました。

今までは、要介護1~5に認定されれば入所できましたが、現在は3~5の方しか入所できません。

 

なので、入所されてきた時には、食事はキザミ食・ミキサー食・ソフト食(ゼリー状のもの)・または胃ろうの方も増えている。

入ってきた時から、「食事が食べれない」

ここからスタートする方も増えてきた。

だからこそ、「食事を食べれることが出来る」って、ホントに素晴らしいことだと強く思う。

 

食事を食べてくれる人には、内容をある程度変えても食べてくれる。

 

でも、どんなに調整しても食べてくれない人は、食べてくれない。

 

食べたくても、病気・薬・外的要因などいろいろ絡んでいると思う。

以前は、食べ過ぎる人が多くて悩んでいましたが、今はその逆。

 

僕の、強い気持ちは「ホント食べてほしい」

この気持ちだけ。

食べれなくなって行くと、ホントに「自分の力の無さ」を痛感させられます。

これからの自分のありかた

話は、ガラッと変わりますが、

栄養士って、もっと自由でいいと思うんですよね。

個人的には、資格にこだわっている余り、視野が狭くなっていると人も多いと感じる。

女性がメインの仕事で、給料・待遇・手当などを重視しすぎて、「本来自分がやりたいことを見失いがち」かなって。

ツイッターでも、給料が安いなど良く目にする

決して、栄養士だけが安いとは言えない。

栄養士を目指している人もいっぱいいるんだから、あまりテンションの下がることは言わないで欲しい。

 

とある情報によると、栄養士の資格の保有者は120万人位いて、実際に働いている人は20~30万人ほどらしい…。

就業率は、20%ほど。

実際、僕が通っていた専門学校でも、80人ほどいましたが、今栄養士で働いている人は数えられる位だと思う。

僕が働いているところでも、ナース・ケアマネ・介護職・OT・PT・調理師など多種職の人と連携が必要になる。

 

そういった周りとのコミニケーションが上手くいかなくて、辞める一因にも繋がるのかなって個人的には思います。

結局、「自分がやりたいこととは」違ったって…。

 

僕だって「栄養士をやめよう」って思ったこと、数えきれないくらいありますよ。

でも、どう考えても、人が生きていくうえで食事は絶対だし、食べた食事で体も心もできている。

そんな大事なことを、仕事にしているって、すごいことだと思うんですよね。

でも、女性の栄養士がほとんどの中、女性と同じ事だけやってるのは、ダメだと自分でも思っている。

僕の目標は、「誰にでもできる仕事をしている栄養士」ではなく、「栄養士にしかできない仕事をしている栄養士」になること。

はっきり言って、今の職場も栄養士ならだれでもできます。

僕は、栄養ボランティアだし、献立作成と発注業務もしてますが、僕にしかできないとは思っていませんし、献立作成・発注業務は調理師でもできると思っている。

献立作成なんて、パズルみたいで、時間をかけて何回も見直さないとダブりも多い。

偏らないようにしてても、その人の”色”が確実に出る。

僕はもぉ、8年も献立を作っている。

入所のお年寄りは、8年も朝昼夕と僕が作った献立を食べている。

何か申し訳なくも感じる…。

せめて、2人で1ヶ月交代とかでできればな……。

 

また、調理師の勤務表や、その他の管理などもあるでしょう。

そういう意味では、女性が適任かもしれません。

僕は、少ない男性栄養士ですし、多い女性の栄養士と同じことをしていても、自分の意味がないように感じています。

僕が今なりたい栄養士像は、

食事・栄養・健康について、発信すること。

 

そういう、栄養士はまだ少ないかな。そしてもっといてもいいと思う。

 

健康であることは「人の第一条件」

 

でも、その意識を持っている人って少ないと思う。

 

だからこそ、このブログやSNSで自分の思いを伝え、少しづつでも、共感してくれる人を増やしていきたいと思います。

同時に、自分から講習会や、チャンスがあれば色々なことに挑戦しようと思っています。

まだまだ、アリンコみたいなぺーぺーだけど、コツコツやっていきますよ。

見ててくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

石川 元洋

女性が8~9割を占める中、少ない男性の管理栄養士。 現在は、老人ホームの管理栄養士として働いています。 沖縄出身・沖縄在住の34歳。 現在は男の年子3人(5歳・4歳・3歳)の 育児に日々奮闘中。