栄養って本当に難しい…。

皆さん、こんばんは。

管理栄養士の石川元洋(motohiro_Food)です。

 

最近、頭の中でずーっと思っていることがあります。

それは、「栄養って本当に難しい」ってこと。

当たり前のことだけど、答えがない。

たまに「答えがあった方が楽なのに…」って思うことが多々ある。

そして、勉強すればするほど、慎重になり、簡単に答えもだせないと思っている。

 

例えば、主食。

「白米と玄米どっちが良い??」と聞かれたら、ほとんどの栄養士は玄米と答えると思う。

だけど、「皆が玄米がいいか??」っと言うと、そうでもない。

 

小さい子供・お年寄りなど、消化機能が弱い人は、かえって白米の方がいいかもしれない。

確かに、玄米にはビタミン(特にB1)・ミネラル・食物繊維などの栄養素が、白米より豊富に含まれる。

だけど、普段から、肉・魚・野菜・果物を食べていれば、上の栄養素も取れるので、無理して玄米を食べる必要はない。

だから、対象となる相手により答えが変わる。

食材だってそう。

いくら「体に良い」ってエビデンスがあっても、目の前の対象者に合うかはわからない。

反対に「体に悪い」とされている食材が必要な人だっている。

特に食欲がないお年寄りには、お菓子や、ジュースをあげた方がいい時だって、実際にある。

 

やはり対象となる相手に合わせる必要がある。

 

話はずれるけど、自分はTwitter・インスタなどのSNSもしている。

最近は、このSNSでの発信も難しいと個人的に感じている。

対象者がきちんと絞られていればいいが、そうでなければ、間違った情報を与えることもあるかもしれない…。

 

例えば、1年前の自分は…。

たんぱく質の摂取が足りていないから、積極的にお肉を食べようと発信していた。

たんぱく質は、当たり前に大事だし、不足気味の人が多いと感じていたから。

で、気になって調べてみると…。

参考文献:平成30年 国民健康・栄養調査結果の概要より

そんな思ってたより、「不足でもないじゃん!!」ってまず初めに思った。

この調査結果がすべてではない。

だけど、全体としてみれば、そこまで不足はしていないのかと…。

もちろんこの中に、不足している人も多くいる。

だから、その不足している人に呼び掛けるべきであって、全体に呼びかけるのもどうなのか…。と

 

SNSは難しい…。

昔は何も考えず、ある意味イケイケだったのだが、最近では情報の発信には慎重になっている。

 

栄養・食事・情報発信と、やはり基本は対象者。

誰に向けてなのか??

これで答えがガラリと変わっていく。

だから、答えがない。

100点満点の正解はないが、「その人」に合わせた、100点に近い答えを探していく必要があるのかな…。

ホームに戻る。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUTこの記事をかいた人

石川 元洋

女性が8~9割を占める中、少ない男性の管理栄養士。 現在は、老人ホームの管理栄養士として働いています。 沖縄出身・沖縄在住の35歳。 現在は男子4人(6歳・5歳・4歳)と3か月の 育児に日々奮闘中。