皆さん、こんにちは。
管理栄養士の石川元洋(motohiro_food)です。
皆さんは、オーソモレキュラーまたは分子栄養学って聞いたことありますか??
僕が最初に知ったのは3年前です。
3年かけながら、少しづつ勉強中です。
現在は、こちらを勉強しています。
まだまだ認知度が低いと思いますが、皆さんにはぜひ知ってもらいたいと思っています。
今日は、オーソモレキュラーって何??という方に簡単に説明させてもらいます。
オーソモレキュラーとは⁇
【オーソモレキュラー療法】
☑︎質の高い血液検査
☑︎血液検査から、不足してる栄養素を読み取る
☑︎なぜ不足しているのか、その人の食生活の特徴を知る
☑︎食生活の改善
☑︎不足している栄養素の補充
病気や、体の不調の原因を突き止め、その原因を治してく
根本から解決する原因療法
— 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) October 13, 2018
オーソモレキュラーの定義は、
生体内に正常にあるべき分子を、至適濃度に保つ・十分量の栄養素を摂取することによって、生体機能が向上し、病態改善が得られる治療法。
足りていない栄養素を見つけ出し、足りる量を入れてあげることで、細胞から元気にさせます。
一般的に、病院で行う治療は、対症療法が多いです。
症状に対して、薬などで治療する方法です。
一方、オーソモレキュラー療法は、一般の血液検査とは異なり、たくさんの項目を調べます。
血液検査の結果から、その人の不調の原因を探り、病気の根本から解決を目指します。
例をあげてみます。
あなたは、病院で貧血と診断されました。
病院では、ヘモグロビンが基準値を下回れば、貧血と診断されます。
そして、体に吸収の悪い鉄剤が処方されます。
この鉄剤は、副作用として胃がムカムカしたり、便秘・便が黒くなったりします。
食事の指導も多少あるとこ、ないところがあると思いますが、基本こんな感じです。
一方、オーソモレキュラー療法は、ヘモグロビン以外にも多数の項目を見ます。
MCV・Hct・MCHCなどをみて貧血の原因を探して行きます。
📌 鉄が不足の貧血か??
📌 鉄が作りだせないのか??
📌 それとも壊れやすいのか??
📌 貯蔵鉄(フェリチン)は十分にあるか??
📌 飲んでいる薬の副作用はないか??
どんどん推測して行くんですね。
鉄が不足していたら、タンパク質の摂取が少なかったり、
壊れやすければ、壊れないようにビタミンB12、葉酸のサプリを出したり、
飲酒の影響で壊れやすかったりと、さまざまな原因を見つけ、改善を目指します。
病院の治療と違うのは、「不調の原因を見つけ出すこと」
そして、食事を基本として足りない分はサプリで補う。
薬も服用していないので、副作用もない。
原因を見つけ出し、根本を解決して、薬に頼らず、自らの自己治癒力を高め、症状の改善・病気を予防する。
これが大きな目標になります。
大事なのは必要量を補う事
厚労省の推奨量は
欠乏症を防ぐ量で、十分な量ではない
ビタミンCの推奨量は100mg
ストレス・喫煙や副流煙・飲酒・紫外線・排気ガスの影響を受ける私達は100mgでは足りない
僕は、食事で必要なビタミンCを取るのは難しいので、サプリで3000mg取る
(日により異なる)最低限の量と、最適な量は違う
— 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) October 13, 2018
当たり前ですが、栄養素の必要な量はみんな違います。
そして、体の不調を取り除くためには、厚労省などで定められている量では、とてもじゃなく足りなさすぎます。
栄養が体に効くまで必要な量を入れなければなりません。
これを、「ドーズレスポンス」といいます。
例えば、「風邪をひいたらみかんを食べなさい」って聞いたことはありますか??
「みかんに含まれる、ビタミンCが風邪に効果的」と言うことなんですが、間違いではありません。
ただ、取る量の問題です。
みかんに含まれるビタミンCでは足りません。
【ビタミンCによる風邪の治し方】飲む回数・飲む量を間違うと意味がないですよ!
いつも参考にさせて頂いている、まごめさん((@plus_jun))の記事。
風邪の菌と戦ってくれるのは、白血球。
その白血球を活発にするのが、ビタミンCなんですよね。
だから、ヤバイ!!風邪かも??と思ったら、
「1,000mgのビタミンCを1時間おきに6回、その後は適当に3回飲んだら、風邪の症状が85%減少したとのこと。」
これが、ベストだと思います。
僕も試したいんですが、最近風邪をひきません…(笑)
この記事を書いた数ヶ月後に風邪の症状がでました。
今週に入り調子が悪く、昨日の午前中に風邪っぽく…
昼12時から1時間おきに、ビタミンCを1000mg摂取
3回とった時点で、20分仮眠できたので、関節痛みたいなのがとれた
夕方頃には、だいぶ良くなった
合計9回の9000mgを取り寝た
万全ではないけど今日は元気に
ビタミンCの効果を実感できた
— 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) December 13, 2018
皆さんも「風邪かも??」と思ったら、ビタミンCを補給してみて下さい。
あの人が若い理由は??
①まず、必要な栄養素を食事から取る
②ビタミン・ミネラルなど更に必要な栄養素と、自分に足りない栄養素をサプリから補う
第一条件として「基本は食事」
そして、サプリも上手に使う
自分の体を分析し、自分が1番理解してる
それが、オーソモレキュラーを実践している人が若々しく健康な理由
— 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) October 13, 2018
やはり食事が基本ですね。
その他に必要なビタミン・ミネラルは食事を基本に、難しい場合はサプリで。
オーソモレキュラーをしている人は、やはり「自己分析」がうまいと思うんですよね。
自分の体をしっかりと理解して、自分に足りないものを積極的に補う。
ホント、皆さん若々しいです。
それと同時に美人も多い。
前から思ってたんだけど、
分子栄養学・オーソモレキュラーをやっている人って、みんな若い。
しかも、美人が多い。
女性はもちろんだけど、男の先生達も、
年齢より若く見える。ホント外見だけじゃなく、内側の栄養がいかに大切かわかる。
食で「1番注目されていい分野」だよね。
— 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) October 3, 2018
これは、お世辞ではなく本当に思うことをツイートしたら、僕史上初の「いいね」が…。
まあ、林佳奈さん(@kireinokakera6)がいいねをしてくれた部分が大きいですが‥‥。
でもそれだけ、皆さんもそう思っている人がいて、共感できる部分があるからだと思います。
男性の先生方も、全然って言っていいほど、実年齢には見えない方が多いですよ。
体は食べたもので作られる
☑︎今日の身体は、昨日までの食事でできている
ダルビッシュの言葉
怪我して食事に気を使うようになり、体も大きくなり活躍してる
いや〜、彼はメジャーリーガーだから…。ではない‼️
最初のような言葉が、頭にある人とない人では全然変わる
過去の食事の積み重ねが、今現在のあなたになってる
— 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) October 7, 2018
メジャーリーガーのダルビッシュ選手の言葉。
素晴らしいです。
ケガをしてから食事の大切さに気が付き、食生活を変え、体もかなり大きくなり、メジャーでも大活躍しています。
「今日の身体は、昨日までの食事でできている」
この言葉を、ぜひともみなさんの頭の片隅にでも入れていて欲しいです。
まとめ
栄養士を辞める人は多い
何で辞めるんだろうって考えた
“勉強が足りないのかも”って思った
管理取っても、実際仕事にも使えない部分も多い
辞めたいって思ってる人がいたら、
もう一度勉強してもいいかも
そしたら意外に面白い
僕も、分子栄養学を見つけて勉強して、ハマって、辞めずにすんだ
— 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) July 14, 2019
管理を取るまでは勉強していました。
でも、管理取った後は、何も目標もなくこのままでいいのかってずっと思っていました。
そんな時に出会えたのが、分子栄養学。
栄養や健康法など、この世の中いろいろな情報にあふれていて、何が正しいかわからなくなる時があります。
実際、僕もそうでした。
でも、オーソモレキュラーに出会ってからは、確実に「僕の土台であったり、核になっています」
土台ができたので、色々な情報にも流されず、ブレなくなりました。
もっと勉強して周りの方や、栄養士さんなどにも伝えて行きたいと思います。
長くなくなりましたが、読んでいただきありがとうございました。
コメントを残す