皆さん、こんばんは。
管理栄養士の石川元洋(motohiro_Food)です。
当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。こちらは、記事の1つです。
初めての方は、こちらから
突然ですが、皆さんが、「パフォーマンスが落ちているな…。」
こう感じるとき、どんなものを食べていますか??
調子が悪いから、食事も悪い…?
それとも、食事が悪いから、調子が悪い…??
僕が調子が悪いときは、間違えなく「食事が悪いとき」です。
今日はそんなお話です。
食事の力は…??
暴飲暴食をさけ、食事の質を見直してあげると、心と脳が整う
そんな綺麗ごと…
って言われそうだけど、実際そうなんです
食べ物には、それだけの力がある
僕も経験済みです
①食べ過ぎをやめる
②炭水化物は、自分の活動に見合った量
③たんぱく質を食事の中心に
この3つでも、絶対に変われる
— 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) March 29, 2019
すごく当たり前のことだけど、意外と出来ていない。
ホントは、食事ってそんなに多く食べる必要はない。
豊かな時代になり、ありがたいことにたくさんの食事に恵まれるようになった。
その一方で、いろんな食材・食事が「おいしさの魔法」をかけられている。
この魔法の中には、「悪い魔法」だってある。
その罠にまんまとひっかかている人は多い。
ほんとはシンプルでいいはず。
上の3つを心掛けるだけで、絶対変われると思っている。
暴飲暴食が多いと、人の「感情」はうまく作れない…。
画像引用:オーソモレキュラー栄養医学研究所
人の体には、「神経伝達物質」と呼ばれるものがある。
セロトニン・メラトニン・ドーパミン・ノルアドレナリン・GABAなど。
これらは、学習・意欲・満足感・集中力・気分の調整・幸せ・リラックス・良質な睡眠に関わっている。
セロトニンとうつ病の関係性は、古くから研究されているが、決定的な結論は得られていない。
でも、抗うつ薬の一種として、セロトニンとノルアドレナリンに作用する薬があるので、うつ病とこれらの神経伝達物質は関係性がある。
メラトニンは、入眠時間・寝つきの良し悪し・総睡眠時間の延長で、全体の睡眠の質を向上させる。
GABAは、主に抑制系として働く。
本題からは、少しずれるけど、おもしろい研究。
気分、不安、および脳のGABAレベルに対するヨガと歩行の影響:無作為化対照MRS研究
運動は、気分と不安に大きな効果があり、気分・不安障害では、GABAが低下している。
ヨガのポーズの練習は、脳のGABA増加と関連しているそう。
ヨガとウォーキンググループに分けて実験したところ、ヨガグループが気分の改善・不安が大きく減少。ヨガグループは気分の変化と、GABAレベルの変化に正の相関あり。
GABAの増加が、気分や不安感を解消してくれています。
そんな大事な神経伝達物質の材料になるのが、まずたんぱく質。(一番上のプロテインと書かれている所)
たんぱく質をもとに、神経伝達物質を作り出す。
神経伝達物質をつくりだす過程には、ビタミンB群の力が絶対に必要……。(緑・赤・オレンジの丸の所)
暴飲暴食・やたらと多い炭水化物は、ビタミンB群を消費する。(特にビタミンB1)
その他にも、ビタミンC・鉄など多くの栄養素を使う。
神経伝達物質が作れなければ、心と脳は乱れる。
これは素直に当たってるとしか思えない。
自分の分析
『食事や栄養を整えると心も整う』
全く持って、当たってる事だと思ってた
けど、そんな単純でもない気がしてる
①仕事や育児が忙しく自分に余裕がない
②そこから睡眠不足にもなる
③そして普段よりストレスがかかってる
僕は、上の3つに近づくと、
“暴飲暴食”傾向になると気づいた。
— 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) June 19, 2019
じゃあ、暴飲暴食をさけるには、どうしたら良いか??
これは、自己分析が必要。
僕が、「食事が乱れているな」って感じるとき、上の3つになってることが多い。
半年に1回くらい、こんな時期がやってくる。
原因は、わかっている。
とにかく自分に余裕がない時。
この時は、自分でもかなり気持ちが悪い。
もとに戻したい。
けど、そのうち戻せるとわかっているから、変な自信もある。
暴飲暴食にならないようにするためには、メンタル面はかなり重要だとおもう。
ストレスがかかれば、食べ過ぎに走る人も多いくらいだから。
その時のメンタルが、食事の内容を物語り、逆に食事でメンタルも変われると思っている。
やっぱり、人間は食べるものに左右され、食事で人が決まるはず。
僕は、そう思っている。
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