皆さん、こんばんは。
管理栄養士の石川元洋(motohiro_Food)です。
前回記事で、糖尿病って、どんな病気⁉︎について書きました。
今日は、糖尿病の食事で「気を付けたい事」を簡単に説明します。
糖尿病の食事のポイント
は、血糖をコントロールし、高血糖状態をさけることです。
その為にはまず、暴飲暴食や偏食をさけること。
そして、当たり前に言われているけど、バランスよく食事をすること。
バランスの良い食事についてはここに書いています。
基本食べたらダメな食事はありません。
たまに、ご飯・パン・麺類・芋類を取ってはいけないような「糖質制限」の推奨を見かけますが、全然取って大丈夫です。
春雨・グリンピース・餃子の皮・片栗粉まで糖質の多い食材として紹介しているのには、違和感しかありません。
問題は食べる量とタイミングですよね。
具体的に、糖尿病に有効な食事療法としては、
①肥満がある方は、その改善(適正体重に近づける)
②総エネルギーの適正化
③たんぱく質の摂取を1日20%以下
④脂質(飽和脂肪酸)の取りすぎに注意
⑤食物繊維1日20g以上の摂取
⑥規則的に3食摂る
⑦甘味やジュースを避ける
ざっとこんな感じです。
この他にも有効的な食事も多数あります。
これには、性別・年齢・病歴・服用・生活習慣・地域性など、いろいろな要素を確認したうえで決定していきます。
次回からは、もう少し細かく説明していきますね。
【参考文献】
糖尿病診療ガイドライン2019
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