あなたの体調不良の原因に…。鉄不足があるかもしれませんよ…。

皆さん、こんばんは。

管理栄養士の石川元洋(motohiro_food)です。

女性の皆さんが、特に不足している栄養素があります。

それは「鉄」です。

改めて思ったことは、女性が生きているうちは、絶対に鉄が必要であり、そして足りていないということです。

そして、「鉄が足りていないこと」が慢性化して、それに慣れてしまった女性も多いのではないかと思います。

鉄の不足は、疲れやすい…、体がダルイ…、頭痛がひどい…、など、体にさまざまの障害がでてきます。

詳しく説明していきますね。

疲れやすいのは鉄が原因??

「ミトコンドリア」は、エネルギーを作り出す器官で、赤血球など一部の細胞を除き、ほぼすべての細胞に存在します。

鉄は全ての生物に必須な元素で、特にミトコンドリアの働きには不可欠であり、多くの鉄がミトコンドリアへと運ばれます。

ミトコンドリアは、エネルギーの元となるATPを作るところです。

ATPが作られなければ、元気も出ない、疲れやすいのは当然のことです。

あなたの、体調不良・慢性疲労は鉄不足の可能性はありませんか⁇

女性は、ずーっと鉄不足

女性は鉄不足なので、「鉄を多く含む食事をしましょう」ってずーっと言ってました。

じゃあ、なんで不足するか考えた結果が、上のツイートです。

もう、鉄が不足するライフスタイルになっているんですよね…。

上のようなことがあるから、鉄を積極的にとらないと、体調が悪くなったり、慢性疲労の原因にもなります。

女性の皆さんは、常に鉄が不足しているって思ってもらっていいです。

画像引用:日本人の食事摂取基準2015より

これは、男女の鉄の食事摂取基準です。

妊婦や授乳期を除いては、女性の10~14歳が、鉄の推奨量が最も高いです。

この時期は、成長期でもあり、月経が始まる時期でもあります。

こんな時に、偏った食事や、食事を抜いたらどうなると思いますか??

まだ子供なので、ぜひ親が考えて欲しいと思います。

 

あとは、お肉などのを食べない無理なダイエットもやめてくださいね。

ダイエットするなら、お肉などの動物性食品はしっかり食べながら行ってくださいね!(^^)!

吸収率がいい鉄は、ヘム鉄です。

よく言われていますが、鉄には2種類あります。

画像はこちらから使わせて頂きました。

ヘム鉄と非ヘム鉄と呼ばれる鉄です。

非ヘム鉄に比べ、動物性食品に多く含まれるヘム鉄のほうが吸収率がいいです。

 

では、なぜ吸収率に違いがあるのでしょうか??

それは、それぞれが吸収される経路が違うからです。

画像はこちらから使わさせて頂きました。

1つ目は、ヘム鉄だけを吸収するHCP1(ヘムキャリアプロテイン)。

2つ目は、非ヘム鉄(Fe3+)をヘム鉄(Fe2+)に変えたものと、亜鉛や銅などのミネラルを、細胞内へ取り込むDMT1があります。

HCP1は、ヘム鉄専用。

一方、DMT1は、非ヘム鉄からヘム鉄に変えたもの+他のミネラルも吸収されるところなので、吸収されるために競合するので、吸収率に「差」がでてくるわけなんですね。

また、非ヘム鉄からヘム鉄に変えるには、上に書いてるDcytbという酵素も必要になります。

さらに、胃酸も必要だったり、ヘム鉄から非ヘム鉄に戻らないようにビタミンCが必要だったり、一緒に食べる食事に影響されたりと、不安定でもあるのが、非ヘム鉄の特徴です。

心の調整にも「鉄は必要」

私たちの心や感情は、「神経伝達物質」の影響をモロに受けます。

気分が落ち込んだり、感情的になったり、誰にでもあることです。

 

でもこの感情は、食事にも左右されます。

ってか、栄養素が作っているって言ってもいい位です。

下の図が、神経伝達物質が作られる過程です。

画像はこちらから使わせて頂いています。

アミノ酸を材料として、セロトニン・メラトニン・ドーパミン・ノルアドレナリンなどの神経伝達物質が作られます。

この過程で、鉄が必要になります。(小さいですが、赤い丸のところです)

なので、鉄がないとこれらの物質が作られません。

そうなると…。

・睡眠の質が落ちたり…

・幸福感が感じられなくなったり…

・リラックスできなくなったり…

・集中力がなくなったり…

・やる気がでなかったり…

と、体にさまざまな影響がでます。

あなたは、こんな症状はありませんか??

 

また、「うつ」の主原因は「セロトニン不足」と言われてます。

心のバランスの調整役のセロトニン分泌が少なくて、不安定になります。

病気にも関わってくる大事なものです。

そこの過程で「鉄」が必要なら、ドンだけ鉄が大事かが理解できると思います。

また、神経伝達物質を作るには、鉄以外にもビタミンB群などが必要です。

お肉などの動物性たんぱく質には、鉄もビタミンB群も豊富です。

やっぱり、すべての基本は、たんぱく質を中心とした「食事」だと思います。

まとめ

簡単に説明させてもらいましたが、なんとなくわかってもらえましたか⁇

特に女性が不足しやすい栄養素。

だからこそ、補充したあげれば体調が良くなる人は多いです。

慢性疲労の原因が、鉄不足と思う人はあまりいないと思います。

鉄は大事です。

是非とも、「鉄」を意識した食事を試してみて下さい。

特にヘム鉄を多く含む、動物性食品がオススメですよ^ ^

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ABOUTこの記事をかいた人

石川 元洋

女性が8~9割を占める中、少ない男性の管理栄養士。 現在は、老人ホームの管理栄養士として働いています。 沖縄出身・沖縄在住の34歳。 現在は男の年子3人(5歳・4歳・3歳)の 育児に日々奮闘中。