鉄だけ取れば、貧血の予防になるのか??

皆さん、こんばんは。

管理栄養士の石川元洋(motohiro_food)です。

多くの女性が悩まされている貧血。

慣れっこになって、貧血に気づいていない女性も多いと思います。

貧血といえば「鉄不足」ですが、鉄だけ補えばいいかと言うとそうではありません。

簡単に説明させてもらいますね。

貧血=鉄なのか??

貧血の予防・対策でヘム鉄などのサプリ・または鉄剤で貧血は改善するのか??

答えはNO。

貧血には鉄って、体はそんな単純ではありません。

 

画像小さくてすみません…。

すぐに赤血球はできない。

子供が大人になるのと一緒。

少しずつ成長していき、一人前になります。

part1

まずは、骨髄の幹細胞から赤血球の種ができる。

 

受精卵みたいなイメージ

part2

受精卵から、赤血球の赤ちゃんが産まれる。

ここでビタミンAが必要。

 

分化とは??

細胞のスタートはすべて同じ。

そこから、皮膚の細胞は皮膚になり、神経の細胞は神経になり、血球の細胞は血球になる。

あなたは、「この細胞になりなさい」と決める作業が分化

part3

step1→赤芽球のDNA合成の段階でつまづく。                                                                                                                                                        

step2→細胞分裂・核の成熟がうまく行われない。

step3→異常に大きくなった赤芽球が完成。

step4→これは、赤血球になることが出来ず壊れる。

goal→そのため血液中の赤血球の数が減少し貧血となる。

 

分裂がうまくいかず、大きく出来損ないの赤芽球ができてしまう…。

これが、ビタミンB12・葉酸不足でおこる巨赤芽球性貧血

part4

赤芽球から、赤血球の一歩手前まできた。

ここでようやく、ヘモグロビンの合成。

鉄の出番がやっときた。

ヘモグロビンは、ヘム(鉄)とグロビン(たんぱく質)がくっついたもの。

そしてビタミンB6やEの力も必要になる。

そして、核を捨てて(脱核)して、赤血球として酸素を運ぶ仕事が出来るようになる。

ここまでは、骨髄内でおこなわれる。

ここでの鉄不足が、一般的な鉄欠乏性貧血

part5

赤血球になっても、まだまだ他の栄養素のサポートが必要。

まず、体の維持。

これには、血管中のLDLコレステロールを使う。

そして、活性酸素などに邪魔をされ、酸化されないようビタミンEがあれば酸化にも強くなる。

そして、約120日の寿命の間に血液中を動き回り,脾臓の細胞で補食されて寿命を終えます。

まとめ

一般的には、貧血は鉄不足というイメージです。

半分正解で、半分は間違いです。

鉄以外にも、たくさんの栄養素のサポートを受け、ようやく一人前の赤血球ができて、体のために働いてくれます。

鉄のサプリも大事だけど、お肉などの動物性食品はもっと大事。

だって、赤血球ができるまでに必要な栄養素が含まれているから。

やっぱ体はうまく作られています。

貧血には、鉄だけとか、そんな単純ではないってお話でした。


体は「あなたが食べた食事」から作られている

あなたは、日々の生活が楽しいですか!?

体が怠くて「何もやる気にならない」こんなことはありませんか!?

その体調不良の原因に「食事」がかかわっている可能性はありませんか!?

体は、あなたが食べたものからしか作られません。

良いものを食べれば「良い体と心ができ」

悪いものを食べれば「悪い体と心が出来ます」

あなたと、あなたの周りの人の「健康」について相談して見ませんか!?


 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

石川 元洋

女性が8~9割を占める中、少ない男性の管理栄養士。 現在は、老人ホームの管理栄養士として働いています。 沖縄出身・沖縄在住の34歳。 現在は男の年子3人(5歳・4歳・3歳)の 育児に日々奮闘中。