恥ずかしながら最近NBM(物語に基づいた医療)と言う言葉を知った
EBM(根拠に基づいた医療)とNBM
お互いに対立せずに、補い合う
僕は老人ホームで働いてるので、
どちらかと言えばEBM<NBM
モヤっとしてた謎が解けた
良くも悪くも、食事はその人の物語
その物語りに寄り添いたい
— 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) October 20, 2019
NBM(Narrative-based Medicine ナラティブ・ベイスト・メディスン 物語に基づいた医療)
勉強不足に気づかされたが、出会えてよかった言葉。
「ナラティブ」は「物語」と訳される。
患者さんの病気になった背景・人間関係・病気についてどう考えているかを聞き手が理解する。
その問題に対して(身体的、精神的・心理的、社会的)にアプローチする臨床手法。
つまり、相手と信頼関係を作ることが、1番の目的になる。
僕の職場は、老人ホーム。
年を取るにつれ、食べれなくなる人がほとんど。
そんな方には、お菓子・菓子パン・コーラ・ジュースなど、好きな物を提供している。
たまにこんなことしてて、栄養士なのか…っと思うこともある。
病院ではありえない、でも、老人ホームではありえる。
制限だけが栄養士の仕事ではない。その人が食べたい「何か」を提供するのも栄養士の仕事。
食べれなくなり、自分の物語りを振り返り、子供に戻って好きなものを食べているのかな…。
自分のやっている仕事は、ナラティブよりだと思う。
好きじゃない…。
エビデンスがないとか、弱いとか…
周りで言ってる栄養士って結構いる
たまに、エビデンスって言葉で逃げてるんじゃないかな⁇って思う人も多々いる
それか「エビデンス」ってフレーズをいいたいか(笑)
僕は、エビデンスってあんまり言わない
一般の人に、エビデンスって言っても、⁇だしね。
— 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) September 6, 2019
管理栄養士として、EBM(根拠に基づいた医療)は、めっちゃ大事。
それはわかっている。
でも、あまりエビデンスを振り回すのは好きじゃない。
以前こんな記事が出ていた。
内容は、ダルビッシュ選手が紹介した本を、管理栄養士が「根拠のないトンデモ本」と批判して、ツイッター上でかなりやりあっていたけど、最後はダルビッシュ選手が折れたかんじだった。
実は、このやり取りがあるちょっと前に、僕もこの管理栄養士にからまれた。
栄養の勉強をずっとしていたから、出会えた。
分子栄養学を知ってから、自分がいかに勉強不足かがわかった。
専門行って、管理栄養士取っても「別に」って感じ(笑)
今から栄養系を目指す人は、養成所には捉われず、ONE・ONP・分子栄養学実践講座。
これはいいと思うよ。
個人的な意見だけどね。
— 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) February 9, 2019
今ブロックしているので、やり取りの中身がみれない。
たしか、このツイートの内容に、だったら管理栄養士辞めてくださいってリプがあったと思う。
僕は、この発言は良くなかったと思い謝ったが、それもリツイートされた覚えがある。
同じ管理栄養士なのにここまでするのかっと思った。
この人は、エビデンスや論文をメインにしている感じだった。
これから、エビデンスしすぎる人が苦手になった。
話がずれてしまったが、管理栄養士として、エビデンスとナラティブを両方持ち合わせたい。
うちのナースにも、利用者さん・ご家族のお話をよく聞く人がいる。
話を聞いてあげるだけでも、ご家族の不安はかなり解消されている。
見ていて、純粋にすごいと思うし、ご家族からも信用されているし、僕も見習わないといけない。
エビデンスはしっかり勉強して、後は寄り添う気持ちを大切にしたい。
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