皆さん、こんにちは。
管理栄養士の石川元洋(motohiro_food)です。
突然ですが、あなたは、貧血に悩まされていませんか!?
ほとんどの女性は、貧血傾向にあります。
とくに、生理のある女性では毎月のように大量の鉄を失います。
あらゆる体の機能に鉄が関わっており、体調不良の原因になる可能性も…。
貧血には、鉄を補って治る貧血もありますが、そうでない貧血もあります。
今回は、鉄を補っても治らない貧血のお話です。
詳しく説明していきますね。
ビタミンB群の種類
①ビタミンB1
②ビタミンB2
③ビタミンB3(ナイアシン)
④ビタミンB5(パントテン酸)
⑤ビタミンB6
⑥ビタミンB12
⑦葉酸
⑧ビオチン
まず、貧血の話なのに、いきなりビタミンB群の話…。
この、ビタミンB群の中に、貧血に関わりがある栄養素があります。
でもビタミンB群は、単独で取っても効果が効きにくいので、8種類すべて取って欲しい所です。
ビタミンB12の役割
①赤血球を作る
②細胞の分裂を助ける
③DNAの合成
ビタミンB12が不足すると、赤血球の分裂がうまくいかず、壊れやすく大きな赤血球ができてしまう。
ビタミンB12は、肉類や貝類などの「動物性たんぱく質」に含まれているので、
ヴィーガンなどの菜食主義者には不足してしまう可能性がある。
ここでようやくビタミンB12の登場。
ビタミンB12は、細胞分裂などに関わり、ビタミンB12が少ないと、正常に細胞分裂がおこなえなくなる可能性があります。
葉酸の再生産にも、ビタミンB12が利用される。
これが赤血球だと、分裂が上手くできず、大きな赤血球ができ、この出来損ないは、壊れやすいんですよ。
壊れていけば、赤血球の数が少なくなり貧血になります。
これが、鉄不足を原因としない巨赤芽球性貧血です。
巨赤芽球性貧血になりやすい人は??
①胃を摘出したor萎縮性胃炎の人。(ビタミンB12の吸収障害)
②菜食主義(ビタミンB12不足)
③野菜を食べない(葉酸不足)
④大量飲酒(葉酸不足)
ビタミンB12・葉酸不足しやすい人です。
日本の成人女性の約25%が鉄を欠乏とする貧血なので、ビタミンB12・葉酸が原因の貧血は、さらに少ないと考えられています。
1日3食、偏りなく、たんぱく質・ビタミン・ミネラルを補給、そして極端なダイエットをしない限りは、不足することはないと思います。
巨赤芽球性貧血を判断するのは、MCV
ヘモグロビンで貧血の有無を見て、
MCVで貧血の種類をみる
MCVの理想値を90として、大きく下回れば、一般的な鉄欠乏性貧血
100を越えれば、巨赤芽球性貧血の恐れがある
巨赤芽球性貧血は、赤血球の分裂がうまく行かず、大きな赤血球ができ壊れやすい
原因として、ビタミンB12・葉酸欠乏が疑われる
— 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) August 9, 2018
まずは、ヘモグロビンを見て貧血かどうかを判断。
次に、貧血の種類を確認。
ここで見る検査項目が、MCV。
✅90以下なら、一般的な鉄欠乏性貧血。 ✅100~(101)を越えてくれば、巨赤芽球性貧血を疑います。 お手元に検査結果があれば、確認してみて下さい。 鉄には2種類ある ①吸収されにくい鉄→ほうれん草、ひじき、プルーンetc…。 ②吸収されやすい鉄→レバー、赤身のお肉、牛肉、マグロ、かつおetc…。 この2つの鉄は、体への吸収率に大きな違いがある。 更に、吸収の悪い鉄→吸収の良い鉄に変えるには「胃酸」が必要になる。 その為、胃がムカムカしやすい。 鉄の吸収率が良いのは、ダントツで「動物性たんぱく質」。 同じ動物なので、私たち体との相性もいいです。 反対に、ひじき・ほうれん草・プルーンなどは吸収率が悪い。 吸収の良い動物性たんぱく質に比べ、吸収率は1/5程度…。 また、吸収のいい鉄にするためには、胃酸の力が必要になる。 そこで「活性酸素」を発生させてしまい、胃がムカムカすることもあります。 また、酸化されて元に戻らないようにするため、ビタミンCの力も必要になる。 今回は鉄の吸収の話で、ひじきもほうれん草も体に必要な栄養素をたくさん持っています。 この、食材が良くないという訳ではないので、勘違いしないでくださいね。 生理がある女性が、たんぱく質を取らないなど、偏った・無理なダイエットをすると、貧血になり、体を壊す恐れもあります。 積極的に、「動物性食品」を食べていきましょう。 ビタミンB12・葉酸欠乏は、巨赤芽球性貧血の原因になる ビタミンB12と葉酸は両方だいじ 葉酸は、字の通りホウレン草などの葉野菜に含まれる 一方、B12は動物性たんぱく質に含まれが、2つを一緒に取れる食材がある それは「鶏レバー」 居酒屋・焼鳥屋さんに行ったら、鶏レバー注文しましょう‼︎ — 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) August 9, 2018 8種類のビタミンB群のうち、葉酸は読んで字のごとく、ほうれん草などの「葉野菜」に含まれます。 残りのビタミンB群は、ほとんど「動物性食品」に多く含まれます。 お肉類・魚介類・大豆製品・卵などのたんぱく質です。 ですが、ビタミンB12も葉酸も両方持っている食材があります。 それは「鶏レバー」。 レバーと言えば、貧血対策に有効ですよね。 好き嫌い分かれる食材ではありますが、「嫌いではない」って方にはオススメの食材になっています。 そして、血を作るには、「血の多い食材」をとる必要があります。 赤色が濃い食材です。 赤身のお肉・牛肉・レバー・マグロ・カツオなどの食材は、貧血以外にも体な栄養素をたくさん含んでいます。 日頃から、意識して食べていきましょう。 貧血には鉄だけではなく、ビタミンB12・葉酸不足も貧血になることを覚えていて下さいね。吸収されやすい鉄と、そうではない鉄
ビタミンB12・葉酸を含む食材は!?
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