皆さん、こんにちは。
管理栄養士の石川元洋(motohiro_food)です。
食事についていろいろ勉強していますが、その中でも、体に本当に良くないなーって思うものがあります。
それは「砂糖」です。
砂糖については、残念ながらいい所が見つけきれません。
でも、僕たちの身の回りには砂糖を含む食品はあふれかえっているのが現状です。
だからこそ、こちら側から意識して砂糖とは距離をおく必要があるんです。
砂糖や炭水化物が多いと体はどうなるのか??
ツイートしたものを中心にまとめてみますね。
糖質を取りすぎていない??
☑︎たんぱく質→必須アミノ酸
☑︎脂質→必須脂肪酸
☑︎糖質→必須ではない…。
必須は体で作れないので、食事から食べる必要がある
糖質は必須ではないけど、むしろ取りすぎている…
糖をずっーと取り過ぎてると、体にマイナスになる
これは、確実に絶対。
— 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) December 16, 2018
糖質を取りすぎている人は多いと思います。
「お菓子や清涼飲料水などのジュース」特にこれは必要ないかと。
おいしいのは確かです。認めます。
中学生などの小さい子が、1Lの100円位で買える、レモンティーやアップルティーを歩きながら飲んでいると、おじさんは注意したくなります(笑)
ジュースの作り方の動画です。
これ見るだけで、飲みたくないし、子供にも飲ませたくないです。
大事な成長期に、あーゆーの見てるとなんだかなー…。
もう、親が管理するしかないと思います。
甘いものに含まれる「砂糖」が体に与える影響をざっと考えても、
①砂糖による肥満
②肝臓のまわりに脂肪がつき脂肪肝
③インスリンの機能低下に伴い糖尿病
④血糖の変動が激しくなり低血糖症
⑤大事なビタミン・ミネラルが砂糖処理に使われる
⑥カルシウムが溶けて虫歯に
⑦骨が溶けて骨粗しょう症の原因に
⑧ドーパミンを分泌させ、脳を狂わす(砂糖の中毒性)
⑨腸内環境を悪くする
⑩がん細胞のエサになる
⑪糖化による白内障
これ位はあります。
僕自身、心がけていることは、お菓子やジュース、砂糖が含まれているのは極力さける。
炭水化物(ごはん・麺類・パン・いも類)は「抜く」ではなく「減らす」がいいと思います。
おなかの減りすぎも良くない
お腹が減ってる時は、
炭水化物(ご飯・麺類・パン)に走りがち
手っ取り早くお腹いっぱいになれるから
お腹減ってて、「魚食べよう‼︎」ってならないですよね⁇
おにぎり・パンを買うなら、僕は焼き鳥・おでんを買う
お腹が減ってる時に、おにぎりやパンを
体に流し込むのは、僕は怖くて出来ない— 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) December 17, 2018
極限までおなかがすいている時、何を食べますか??
手っ取り早くおなかが満たされるおにぎりとか、麺類とか、パンじゃないですか??
空腹時に体にこのような食事を入れると、体への取り込みが素早くおこなわれ、「中性脂肪」へと変わりやすくなります。
さらには、急激に血糖をあげ、今度は急激に血糖が下がる「低血糖症」の原因にもなります。
低血糖は危険な状態なので、体はいろいろなホルモンを使い血糖を上げようとします。
そのホルモンの中の、アドレナリン・ノルアドレナリンは体を興奮させる作用があり、攻撃的になったり、イライラしたり、怒りやすくなったり、キレやすくなったりします。
アドレナリンが多い状態だと、左の図のように興奮した状態になります。
同じく血糖を上げるホルモンのコールチゾールは、別名「抗ストレスホルモン」です。
体が受けたストレスと戦ってくれます。
また、アレルギーを防ぐ作用も持っています。
糖質摂取が多いと、大事なコルチゾールを無駄に使い、その結果として、ストレスに弱くなり、アレルギー症状が出たり、症状が悪化したりも考えられます。
コルチゾールの記事はこちらから。
甘いものが多い生活を送っていれば、肥満・低血糖症による体へのマイナスすぎる影響と…。
だいぶマズイことばっかですね……。
厄介な糖化
多過ぎる「糖」はひじょーに厄介
体の大事なたんぱく質とくっつきたがるから
くっつかれた、たんぱく質は本来の働きが出来なくなる
糖尿病の指標の1つにHbA1cがあるが
これはヘモグロビンに糖がくっついた物
酸素も運べなくなる
糖化=老化
33年間生きてきて、「砂糖のいい噂」聞いたことないよ
— 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) December 18, 2018
砂糖水は、砂糖の濃度が高いほどベタベタします。
体内でも糖の濃度が高ければいろいろな物に糖がくっつきたがります。
多すぎる糖はたんぱく質にくっつき、くっつかれたたんぱく質は本来の働きができなくなってしまいます。
これが「糖化」です。
たんぱく質は、筋肉・内臓・皮膚・骨・爪や髪の毛・粘膜・酵素・ホルモンなど私たちの体のすべてを作り出します。
たんぱく質の摂取が少ない人が多いのが現状なんですが、その人たちが、砂糖を多く含む食べ物ばっか食べていたらどうなるでしょうか??
さらに糖化が進むと、糖化されたたんぱく質は「終末糖化産物(AGEs)」という物質に変身します。
これはもう元には戻らず、体にコゲのように貯まっていきます。
これが老化の原因でもあり、動脈硬化・骨粗しょう症・白内障の原因にもなります。
糖が多い人ほど、早く老けてしまうんじゃないですかね…。
炭水化物の取りすぎはNG
何かの「取りすぎ」は、
何かの「取らなさすぎ」
極端な話、ラーメン食べれば、
炭水化物・油・塩分の取りすぎで、
たんぱく質の取らなさすぎ。
あなたが「多く取ってる食事」は、
確実に体を変えていく。
あなたが多く食べてる物は、そんなに多く食べる必要はありますか…⁇
— 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) January 16, 2019
長くなってしまいましたが…。
結論は、炭水化物は「抜かずに減らす」
砂糖とは距離をおくです。
でも、減らしたせいで、おなかが減って菓子パンやお菓子を食べるのでは意味がなですよね(笑)
それならご飯をちゃんと食べて下さい。
必要な量はもちろん人それぞれ違います。
僕と同じ年齢の人がいたとして、その人は大工。
僕はほぼデスクワークで動かない…。
この2人が同じ炭水化物の量だとどうなりますか??
活動量が少ない分、同じ量を食べれば確実に僕は太ります。
僕は活動が低いほうなので、それに見合った量を食べています。
その辺を、体と調整をしてみて下さい。
僕の普段心がけてる食事はこんな感じです。
年を重ねれば太りやすくなる
これは、確実で現実
食べる量の問題
太るなら、量を減らす
量を減らせば、口に入れる量が減る
今度は「質」を意識
たんぱく質・野菜・海藻類
これ僕のメイン
後は、足りないビタミン・ミネラルはサプリで補う
おかずでお腹一杯にして、炭水化物は軽めが僕はいい
— 石川元洋(管理栄養士) (@motohiro_Food) January 5, 2019
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