砂糖の中毒性は麻薬と一緒!?全く甘くない砂糖の話。

皆さん、こんにちは。

管理栄養士の石川元洋(motohiro_food)です。

皆さんは、甘いものは好きですか??

意識して食べていない人はいると思いますが、嫌いな人はあまりいないと思います。

では、なぜ甘いもが欲しくなるのでしょうか⁇

それは、砂糖には中毒性があるからです。

大げさと思うかもしれませんが、「麻薬」と一緒です。

中毒性があり、体が欲しがっているのです。

今日は、砂糖について衝撃的な内容になっています。

甘いものが、大好きな人は見ないほうがいいかもしれませんね…。(笑)←すいません…。見てくださいね。

今回、砂糖について読んだ本とDVDです。

古い本で、絶版になっていて、安い中古本でも2万円以上するので、図書館でかりました。

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臨床根拠に基づいた内容です。

興味のある人は読んでみて下さい

こちらの映画では、砂糖を取りすぎると、体にどのような変化が起こるか??

自分の体で実験していました。

砂糖は、意識して取らないようにしないと、世の中は砂糖にあふれています。

時間があるときに、一度ご覧ください。

なぜ砂糖が欲しくなるのか??

良く疲れていたら、脳に栄養が足りていないから「糖分補給」とかいいますよね⁇

これは、体からではなく、脳が甘いものを求めているんです。

脳のエネルギー源は、糖の最終形のブドウ糖なんです。

補足

ブドウ糖がなくても、体はケトン体を産生できるので、ブドウ糖だけが脳のエネルギー源ではありません。

てんかんは、脳にブドウ糖を取り込むことができない病気(GLUT1欠乏)なので、ケトン体が有効になります。

砂糖をとると、脳内神経伝達物質のドーパミンが分泌されます。

ドーパミンが分泌されると、幸福感・満足感・癒しなどに満たされます。

そして依存性も強いので、また欲しくなります。

「甘いものをとると幸せ」という人は、砂糖によりドーパミンが分泌されて、幸福感が強くなっているのです。

また、砂糖に中毒性があることは、臨床根拠も得られており、動物実験などもおこなわれています。

ラッド実験で、砂糖とドラックの共通点を示している。薬物依存は一般に、薬物摂取の増大、摂取停止からの離脱症状、薬物への渇望と摂取回帰という三つの段階を経由する。砂糖を投与したラットも同様の行動をとった。実験では、餌を与えずに12時間経過してから砂糖水を与えた。周期的な過剰摂取(乱用)によって摂取は増大し、倍加した。餌の停止またはオピオイド遮断によってラットは歯ぎしりや震えなど、薬物中毒者と同様の禁断症状を発症し、再発の兆候も示した。ラットへの砂糖水投与をやめると、砂糖水の出るレバーを何度も押すようになった。

砂糖依存症のWikipediaより引用

ラッドは、砂糖を求めています。

また、砂糖や甘いものをとると、「脳内麻薬」と呼ばるエンドルフィンが分泌され、心地よい気持ちになります。

砂糖は、「依存しやすい」っていう感覚は、たばこやアルコールに比べるとありませんが、実際は一緒なんです。

食品中に含まれる砂糖の量

砂糖は、ほとんどの食品に含まれます。

スーパーから、砂糖の入った食品を取り除くと、2割程度しか残らないとか…。

世界保健機関(WHO)では、肥満や虫歯を防ぐために、砂糖の1日の摂取量を25gにおさめる事を推奨しています。

では、砂糖25gはどれくらいでしょうか??

✅ コカコーラ(500ml)=56.5g

✅ オレンジジュース(500ml)=60g

✅ カフェオレ(500ml)=51g

✅ 大きめのあんパン(1個)=83g

✅ 板チョコ1枚(50g)=25.9g

✅ ポテトチップス1袋(60g)=32.3g

補足

食品の後ろの栄養成分には、炭水化物と書かれていることが多いです。

炭水化物=糖質+食物繊維のことです。

でも、上の食品には、ほとんど食物繊維は望めないので、ほぼ糖質です。

25gなんて、超簡単ですよね(笑)⁇

実際、25g以下は難しいと思います。

でも、できるだけ甘いものをとらない「意識」は持っていた方が良いです。

 

清涼飲料水の作られ方

清涼飲料水の作り方のYouTubeです。

ぜひ、一度見てください。

まるで、子供が工作しているように見え、この動画を見て余計に飲みたくなくなりました。

お子さんと一緒に見て、家族でやめて下さい。

25gの砂糖は、食事からでも十分からだに入る量です。

照り焼き・煮物・そして砂糖を大量に使用する酢飯・中華料理の酢豚など。

みりん風調味料・ソース類・ケチャップなどにも砂糖は含まれています。

なので、甘いもの・ジュースなんか飲んでいたら、いったいどのくらいの砂糖を取っているんでしょうかね…。

ものすごい、恐ろしい量の砂糖があなたの体内に入っていることになります。

砂糖を取りすぎるとどうなるのか⁇

砂糖は、体にたくさん厄介なことをしてくれます。

低血糖症

砂糖をとると、血糖値があがります。

血糖値があがると、すい臓からインスリンと言うホルモンが出てきて、肝臓や筋肉細胞・脂肪細胞に糖の取り込みを始めます。

補足

インスリン自体は糖の取り込みはしません。

インスリンが出ることで、細胞内のグルコーストランスポーター4(GLUT4)が、細胞膜へと移動し、糖を取り込みます。

これが普通の流れなんですが、甘いものが多い生活だったり、空腹時に食べたりすると、

甘いもの摂取→高血糖→インスリンが大量に出る→低血糖→低血糖なので、また甘いものが欲しくなる。

この流れを繰り返していると、低血糖症になる恐れがあります。

低血糖の症状として、

① 初期の症状として、発汗・動悸・手の震え

②  中期の症状として、眠気・脱力感・集中力の低下

③  血糖値が30mg/㎗以下になると痙攣・昏睡状態になり意識が戻らないこともあります。 

これは、血糖が低くなり、血糖を上げるホルモンが出てきている為に、起こる症状です。

血糖を上げるホルモンは、グルカゴン・アドレナリン・ノルアドレナリン・コルチゾール・成長ホルモン・甲状腺ホルモンなど多数あります。

しかし、血糖を下げるホルモンはインスリンのみです

この、かなり重要で貴重なインスリンが使えなくなれば、薬を飲むか、もっとひどくなれば、インスリン注射になります。

嫌だと思う人は、甘いものは控えて、インスリンを無駄使いせずに、すい臓を休ませてあげてくださいね。

糖尿病

血糖は、さまざまなホルモンにより、一定に保たれています。

しかし、甘いものが多い生活を繰り返していると、インスリンが大量に必要になります。

そのうち、インスリンは出ているのに効きにくくなったり、しまいには出なくなったりします。

すると、体の中では高血糖状態になり、一定の範囲を超えると「糖尿病」と診断がつきます。

糖尿病の厄介な所は、合併症です。

失明したり、腎臓の機能が悪くなったり、足が壊死して切断することだってあります。

糖尿病は、白い悪魔である、砂糖や炭水化物(ご飯・パン・麺類)などを多く食べるようになった、現代病だと思います。

糖尿病には、「糖質制限」と「有酸素運動」が効果的です。

カロリー制限ではなく、糖質制限です。

ウォーキングなどの有酸素運動は、糖の取り込みを促進させ、インスリン抵抗性を改善させるのに有効な手段です。

糖質をとりはじめてから、30分後に30分程度の有酸素運動で、個人差はありますが、60〜80mgの血糖を抑える事ができるようです。

食事を始めてから30分後って結構すぐですよね⁇(笑)

食事を終えたら、すぐ靴を履こうってぐらいの意識ですね。

そしたら、食事も腹八分目で抑えられますね。

肥満

これは、当たり前ですね。

多く取れば、中性脂肪として蓄えられます。

あと1つ注意しておきたいことがあります。

それは、果物です。

果物に含まれる糖は果糖と呼ばれ、砂糖より甘味が強いのが特徴です。

砂糖は体で分解され、ブドウ糖という形で全身の血中を流れます。

一方、果糖は、ダイレクトに肝臓へと行きます。

血糖値はあまり上げませんが、肝臓で中性脂肪に変わりやすく、脂肪肝の原因にもなります。

果物好きな人は、要注意です。

糖化

糖化とは、体内のブドウ糖がたんぱく質にくっつく反応です。

多すぎる糖が、体に重要なたんぱく質にくっついて、役に立たないものに変えてしまいます。

糖尿病の、診断の1つにヘモグロビンA1cという項目があります。

これは、血中に糖が多い為、ヘモグロビンに糖がくっついてしまっているのです。

糖化は、さまざまな病気を引き起こすだけでなく、老化の原因になります。

老化現象の主原因として、アンチエイジングの観点から注目されるようになってきている。糖尿病、心臓病、アルツハイマー病、癌、末端神経障害、難聴、失明などの原因となるものもある。

また腎臓の糸球体、目の網膜細胞、ランゲルハンス島のβ細胞など代謝の活発な細胞でも、ダメージが蓄積しやすい。さらに血管の上皮細胞は糖化によって直接傷つけられ、冠動脈の入り口など血流の多い場所にアテローム性動脈硬化症などを引き起こすこともある。

糖化のWikipediaより引用

 

例えば白内障は老化によって引き起こされるが、血糖が高い状況ではこの老化現象がより高度に進行することになる。同様のメカニズムにより動脈硬化も進行する。

糖化のWikipediaより引用

体に、糖化は「コゲ」で、酸化は「サビ」です。

糖化と酸化は、体の中身も・外見も老化させてしまいます。

 

糖化のことが書かれている外部サイトです。

AGE(終末糖化産物)とは?AGE測定推進協会

がん細胞のエサになる

ガン細胞のエサは、ブドウ糖のみです。

ガン細胞は、常に作られてきますので、そのエサであるブドウ糖が多いと増えやすいと言うことです。

炭水化物(ご飯・麺類・パン・芋類)でも十分に糖質は含まれますので、お菓子やジュースなどからの糖質摂取はさけた方が良いと考えます。

まとめ

お菓子や、ジュースには大量の砂糖が使われており、私たちの体を病気にしたり、老化の原因になってしまいます。

今は、食にあふれている時代なので、安くでいろいろな物が手に入ります。

そして、安くで手に入るものに、体に良いものは少ないと思います。

悪いものも体に入りやすくなっているので、「自分の体は自分で守る」意識は大切です。

自分も実践して、周りの家族にも広めていきましょう。

砂糖の多い生活に1つもいいことはありませんので…。

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ABOUTこの記事をかいた人

石川 元洋

女性が8~9割を占める中、少ない男性の管理栄養士。 現在は、老人ホームの管理栄養士として働いています。 沖縄出身・沖縄在住の34歳。 現在は男の年子3人(5歳・4歳・3歳)の 育児に日々奮闘中。